2010/04/05

iPhone:Nike+iPodセンサー不調への対処

ウォーキングにはやはりNike+iPod
昨年iPhoneを購入してから、休日によくウォーキングをするようになった。
やはり音楽があるのと無いのとでは、ウォーキングのモチベーションは全然違う。
それと、RunKeeperのように、ウォーキングの履歴が記録できるアプリがあるというのも大きい。
ただ、ウォーキングアプリは、結局はNike+iPodに落ち着いている。iPhondのアプリは基本的にはシングルでしか動作できないが、公式アプリであるNike+iPodの場合、他のアプリを動作させていても、バックグラウンドで動作し、きちんと歩行距離が測定できるからである。例えば、SegClipで録画したTV番組の音声を聞いたり、途中でマップを確認したりしても、継続して歩行距離をカウントし続けてくれるのである。




Nike+iPodセンサーが不調!
Nike+iPodを利用するには、シューズに装着する「Nike+iPodセンサー」を購入する必要がある。
(私の場合は、Simplismのセンサーホルダーで靴ひもに装着している)



しかしこのセンサー、ネット上の情報を見ても、初期不良率がかなり高いようである。
私の場合も、購入して1ヶ月ほどしたら、iPhoneがセンサーを認識しなくなってしまった。
アップルサポートに電話で問い合せてみたところ、以下の操作を実施して欲しいとのことであった。
①センサーのボタンを長押しした後、1回、ボタンを軽く押す
②iPhoneの電源ボタンとホームボタンを同時に長押しし、本体をリセットする
③iPhoneのメニューから「設定」→「一般」→「リセット」→「全ての設定のリセット」を選択
※③を実施すると、Wifi設定等もクリアされてしまうことに注意

上記の③まで実施したところ、iPhoneで再びセンサーを認識することに成功した。
しかし、ウォーキングを始めてしばらくすると、センサーが歩行距離をカウントしなくなってしまうという問題が発生した。3回ほどトライしてみたが、いずれも2km以内でカウントが止まってしまったのである。

感心させられるアップルサポートの対応
改めてアップルサポートに電話したところ、すぐに代替品を手配してくれ、宅配便で送ってくれるとのこと。手元にあったセンサーは、代替品と引き換えに、宅配業者に渡せば良いとのことである。

センサーの不調で、何度もウォーキングの記録が途切れてしまったのは残念である。
しかし、改めて思ったのは、アップルサポートの充実ぶりである。平日であろうと休日であろうと、電話が繋がらないことは無かった。また電話機のプッシュボタン操作の数も最低限に抑えてある。
電話でiPhoneの電話番号さえ伝えれば、すぐに過去の問合せ履歴も確認できるようになっている。
とにかく形だけサポート体制を整えれば良いという感じの日本企業が多い中、サポート面でも顧客の満足度を疎かにしない姿勢が、世界的なアップルファン増加の一つの理由にもなっているのではないだろうか。