2010/05/30

PC用USBスピーカー:Olasonic TW-S7を聴く!

これまで、パソコン用のスピーカーは、DELLのPCに付属のものをそのまま使用していた。
本格的なオーディオ機器を部屋に置こうなどとは毛頭思っていないものの、しかしせっかくiTunesに色々な音楽データが入っているのだから、PCでも、もっといい音で音楽を楽しもうかと思い立ち、PC用のスピーカーを当たりはじめたのであった。
家電量販店に行くと、様々なPC用スピーカーが置いてある。サイズも大きく、木を使っていたり、確かに音は良さそうだ。しかし、そのようなスピーカーは必ず、USBとは別に、スピーカー用にACアダプターから電源を取る必要があるのである。確かに、大きな音量を出すためには、USB接続の給電では足りないのは理解できる。しかし、スピーカーのためにいろいろコードを繋ぐのは面倒であるし、見た目にも良くないし、何より机を少し動かした時等に、コードが引っかかって大切なスピーカーを落下させてしまいそうである!
そこで、USB接続だけで、なるべく良い音が出るスピーカーが無いかと探していたら、出会ったのが、このOlasonic TW-S7であった。


詳しいことは製品のHPを見ていただきたいが、簡単に言えば、音量の小さい時にはUSBからの電流を貯めこみ、大音量が必要な時にはそれを放電することで、USB接続オンリーながら10W+10Wというパワーを実現した製品とのことである。
4月に出たばかりの製品であるが、既にかなり人気はあるようで、オンラインショップで注文した時は、「取り寄せ」という状態になっていた。しかし、注文してから1週間ほどで製品は届いた。

箱を開けてみると、やはりとにかくシンプルである。スピーカーとそれに続くUSBケーブル、そして1枚ぺらの説明書しか入っていない。それと、シリコン製のインシュレータ、つまり台座も入っていた。卵形のスピーカーは意外にずしりと重いが、このインシュレータの上に置くと、かなり安定するし、角度も自由に変えられる。
PCにUSBケーブルを接続し、PCの電源を投入すると、ドライバが自動的にインストールされ、すぐにスピーカーが使える状態になる。

さて、iTunesからジャズを再生してみると、おお!目から鱗とはこのような感じを言うのであろうか。
まず、従来のUSBスピーカーとは音の迫力が違う。
そしてそれだけではなく、音の緻密感、広がり感も圧倒的に違うのである。これまでもスピーカーは左右に2つ付けていたが、TW-S7を聴いてしまうと、今までのはモノラルだったのか?と思ってしまうほどである。
実際に目の前でピアノ、ドラム、ベースが演奏されているかのような、映像が浮かんでくるような感覚である。これは、単に音を聴くというだけでなく、まさに「音を楽しむ」というレベルにも達していると感じた。これまでのUSBスピーカーや、iPodで聴いていたのとはレベルの違う、音の楽しさである。
個人的には、低音のボリュームがもう少し欲しかったので、PCのスピーカー設定で「低音ブースト」をONにした。これで、ほぼ満足できる設定になった。
スピーカー側に音量ボリューム等が欲しいとの意見もあるが、個人的には、この徹底したシンプルさはかえって好きである。強いて言えば、リモコンでボリューム変更ができると嬉しいくらいだろうか。

本格的に音楽を楽しみたいという用途なら、やはり専用オーディオ機器で楽しむべきである。しかし、PCで、個人が手軽に音楽を楽しむという範囲であれば、このTW-S7は非常におススメと言える。
PCのユーザーで、画像にはこだわる人が多いが、一方で音には拘らない人が多いので、是非、スピーカーについても見直してみては如何だろう。

2010/05/04

ウォーキング:東京ディズニーランド外側の海沿いを歩く

東京ディズニーランド(千葉県浦安市)の外側と言うと、東京湾に面して並ぶホテル群の前の通りと思われるかも知れないが、その通りからは、高い堤防が取り囲んでいるため、海が見えない。
実は、その堤防の外側の海沿いを、ぐるっと歩くことができるのである。

より大きな地図で 東京ディズニーランドの外側を歩く を表示

その入り口は、旧江戸川の河口付近の、首都高速湾岸線の橋の下にひっそりとあるので、わかりにくい。

入り口は狭くて、このまま進んでいいのだろうかと不安になるが、特に立ち入り禁止の標識などは見当たらないので、先に進んでいく。
すると、すぐに歩道は広くなる。しかし、人の姿はほとんど無い。
釣り人の姿がちらほら見える程度である。ここはシーバス(スズキ)のポイントらしく、ルアーで狙っているようだ。




特にウォーキングロードとして整備されたエリアではないので、道は殺風景ではあるが、目の前には東京湾と、東京の湾岸エリアの街並みが広がる。


堤防の内側を見れば、東京ディズニーリゾートのホテル群が並んでいる。




1.5キロほど進んだところ。行き止まりだろうか?いや、左に曲がれるようだ。


左に曲がると、さらにまっすぐ道は続く。ここまで来ると、ほとんど人の姿は見えない。

途中、コンクリートの上に寝転んで本を読んでいる人がいた。
あと、ランニングをしている夫婦にもすれ違った。
しかし、都心に近い場所ながら、ほんとに人はいない。
世間の喧騒を忘れ、海を見ながら物思いにふけるのにはいい場所かも知れない。


しばらく歩いていくと、ディズニーシーのアトラクションも見えてきた。


先ほどの曲がり角から1.5キロほど進むと、また左に曲がる。残りは0.5キロほどである。
右側には、千鳥の工業地区が見える。


ということで、TDRの外側を、東京湾沿いにぐるっと歩いて回ることができた。
舞浜駅からだと、1週5~6キロのコースになるので、徒歩1時間コースとなる。
途中、段ボールハウスが2、3軒立っていたり、嵐で流されてきたと思われる流木などが溜まっている所があったりと、決してお洒落なコースでないことは断っておく。
しかし、先に記したように、都心に近いながらほとんど人気もなく、東京湾を見渡せるこのルートは、世間の喧騒を忘れ、物思いにふけるのには良いかも知れない。
ただ、一度このルートに入ると、途中で堤防の中に入れるところはほとんど無いので、注意されたし。特に、天候の悪い時や、津波警報等が発令されている時には、決して立ち入らないことをお願いしたい。

最後に1つ、ウォーキング用の便利グッズをご紹介。
暖かくなり、Tシャツのみの季節になると、困るのがiPodや財布等、小物を入れる場所。
このベルトは、着用時は非常にコンパクトだが、中に物を入れるとかなり伸びる。また、ウォーキング中も、中に入れた物がしっかり固定されるので、とても重宝している。
それと、薄着だと風の強い時等にお腹を冷やしやすくなるが、ちょうどおへそのあたりをガードできるのも、隠れたポイントなのである。